beacon art studio 地球温暖化対策推進国民運動「チーム・マイナス6%」活動 |
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作品をConserve=守る!地球もConserve=守る! | ||
美術品の保存は現代の作品や現代に伝わる作品を次代に伝える仕事です.その作品を伝えるべき将来の地球環境の保護のために今できることを実行することが必要だと考えています. | ||
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art studio「チーム・マイナス6%」と作品の保存 夏場の温度調節とカビ対策 |
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窓を開けて風を通す.窓を閉めて冷房暖房機を使用するときは扇風機を併用して室内にゆるやかに風をまわす. | ||
本ホームページの「家庭でできるコレクションケア」で作品の保存管理には温度湿度の管理が必要と書きました.人間の生活のためにもこれは大切なことですが,過剰な調節は必要ありません.その部屋で生活している人が不快を感じない程度に調整すればよいのです. | ||
たとえば防カビのためには室温20℃,相対湿度50−60%前後に維持することが必要と言われますが,たとえこの数値以上であっても風通しの良い場所ではカビは簡単には繁殖できません.通気を工夫すれば高湿時を除き,夏場でも室温を28℃に近づけることは可能です. | ||
冷房に頼らず除湿をおこなう. | ||
室温が高めでも,除湿をおこなえば部屋の相対湿度が下がり,カビは繁殖しにくくなります. | ||
温度湿度計でこまめに部屋の環境をチェックする. | ||
展示場所,保管場所,それぞれに温度湿度計を置いて,季節や時間帯による部屋の環境の変化を把握しておくと良いでしょう. | ||
清潔な環境を整える. | ||
埃が溜まった場所では埃が湿気を含むとそれがカビの温床となります.こまめな掃除も心がけましょう. | ||
beacon art studio 「チーム・マイナス6%」その他の取り組み | ||
beacon art studioは小規模ですので大きな貢献はできませんが,少しずつ工夫して「マイナス6%」活動を続けています. | ||
水道の使い方 | ||
汚れ物の水洗は,溜め洗いと濯ぎ洗いに分け,溜め洗いで汚れを落としてから流水で濯ぐ. | ||
再利用可能な排水は汲み置きしてもう一度使用する. | ||
自動車の使い方 | ||
作品の搬送は,アイドリングの機会が増える渋滞を避けるように仕事の日程,時間帯を調整する. | ||
仕事でレンタカーを使用する場合は燃費の良い車を選ぶ. | ||
自宅外勤務(週2-3回程度)の通勤には車を使わない. | ||
エコ製品への転換 | ||
我家では冷暖房機器,洗濯機は省エネルギー対応製品を使用. | ||
その他の省エネルギー製品:調光機能つき照明,節水型食器洗浄機,生ごみ処理機. | ||
ごみの軽減,分別,再利用,買い物の過剰包装 | ||
買い物に布バックを持参しはじめて10年以上が経過. | ||
仕事で使用する梱包材料の内,作品に触れない外側の材料は繰り返し使用する. | ||
処分の際は紙から粘着テープをはがすなど,細かく分別する. | ||
電気の使い方 | ||
仕事で使用する電気機器は毎日終業時にコンセントプラグを抜いて,機器を棚に収納. | ||
コンセントプラグを抜くことが難しい機器にはON/OFFスイッチ付き電源コードを用いる. | ||
待機機能のあるものは就寝時に元電源を切る. | ||
環境省「チーム・マイナス6%」事務局のホームページをぜひご覧ください. | ||
www.team-6.jp | ||